第2回名古屋市依存症支援者研修会を令和1年9月29日、10月27日の両日、愛知県精神医療センターにて開催しました。今回も約60名の方が参加されました。ありがとうございました。
☆1日目(9月20日)
堀井 茂男氏:アルコール依存症の臨床~新ガイドラインと内観・森田併用療法(五つの“あ”療法)をめぐって~
(公益財団法人慈圭会 慈圭病院理事長 名誉院長:岡山)
AA軽 重兵衛氏:自助グループ(AA)について・依存症本人の体験談
西川 京子氏:アルコール依存症と家族
(新阿武山クリニック 精神保健福祉士:大阪)
☆2日目(10月27日)
佐古 恵利子氏:当事者に関する支援・社会資源・地域連携
(リカバリハウスいちご所長)
長谷川 弘氏:自助グループ(断酒会)について・アルコール依存症本人の体験談
(愛知県断酒連合会尾北断酒会)
断酒会家族:アルコール依存症家族の体験談
(愛知県断酒連合会春日井断酒会)
神野 あゆみ氏:仲間の会事業所について
(NPO法人愛知県断酒連合会 仲間の会事業所あゆみ)
西山 仁氏:アルコール依存症~外来治療について~
(西山クリニック 院長)
筧 賢二氏:名古屋市の依存症対策政策と施策
(名古屋市健康福祉局障害福祉部障害企画課精神保健福祉係長)
前年度に引き続き、名古屋市の医療従事者向けのアルコール依存症研修を開催しました。基礎的なアルコール依存症の知識や大阪の先進的な実践の報告、家族に対する支援の大切さも知って貰える内容にしました。さらに、地元の自助グループの方々の体験談を聴く機会を今回も準備しました。支援者が回復できると思えることはとても大事な事です。来年度もより多くの関係者の皆様にアルコール依存症についての理解を深めて頂くため、研修の開催を予定しております。開催内容、開催日等決まりましたら、順次HPにて掲載していきます。ご参加お待ちしています。